赤坂から大手門の幹線沿いは、急激な地価下落及びここ3年間のオフィースの大量供給により当面発展は緩やかになると思われます。

 福岡地方裁判所の競売評価人候補者であるため、裁判所によく行きます。事務所が大名であるため、赤坂の福岡西総合庁舎の横から、遊歩道を通って行く場合と、明治通りから行く場合があります。

裏門へ通じる風情のある未舗装の遊歩道で、城跡の一角であることが感じられ、
歩いていると雑踏の慌ただしさを忘れます。
裁判所の正門前から大手門方面を撮影した写真です。遠くに福岡タワーが見え、蓮の葉がとてもきれいです。
これは同じ場所から赤坂方面を撮影した写真です。こちらも蓮の葉がとてもきれいです。
明治通り近辺から福岡西総合庁舎方面を撮影した写真です。
蓮の葉と蓮の花と蓮の実がみえてとてもきれいです。

 福岡銀行本部ビルが2008年に大手門に完成したことで、赤坂から大手門の幹線沿いは事務所適地として今後更なる発展が期待されるエリアでしたが、急激な地価下落及びここ3年間のオフィースの大量供給により当面発展は緩やかになると思います。

 明治通り沿いの地価は21年地価公示ベースの変動率で▲15%、最近は赤坂・大名地区のオフィースの平均空室率は約15%であり、昨年の9%より大きくなっていることを反映し、今年は更に下落率が大きくなるものと思われます。

 また裁判所や弁護士会館の六本松移転構想で、当該地区の将来のオフィース需給の悪化が心配されており、地区内の地主さんは新規オフィースビルの建設には慎重になるものと思います。

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