10月の後半に久しぶりに神宮球場へ足を運び、明治対立教、東大対法政戦を観戦しました。
東大野球部の正捕手(修猷館高校野球部、福岡中央リトルシニア出身)にK君がいます。K君は長男の高校野球部の後輩で、K君の母が長女のピアノの先生で、次男が所属していた中学校時代のシニア野球の先輩という関係から、最終節の試合の応援のため神宮球場へ行ってきました。
K君は2年春から正捕手で最近は宮台投手の活躍もあり話題になっていました。
六大学選抜にも選ばれ、地元西日本新聞にもその活躍ぶりが紹介されています。
神宮球場での大学野球観戦は4年ぶりです。新国立競技場建設予定地(工事中)を通り、わくわくしながらいざ球場へ。入ってみると、中日にドラフト1位で指名された明治の柳君とオリックスにドラフトされた澤田圭君の、行き詰まる接戦が繰り広げられていました。
ドラフト会議後の「お母さんありがとう」を見ていましたので、都城出身の彼には親しみを覚えていたので観戦できてとてもよかったです。
さて、東大対法大戦が始まりました。応援団の横に席が確保されており、応援指導部の学生とチアーガールが繰り広げる熱心な応援にまず驚かされました。そんな中、K君は捕手(扇の要で投手野手8人を正面から見るポジション)でフル出場し、打っては4打数1安打、試合は残念ながら負けましたがとてもいい思い出になりました。
「息子が東大に入学して野球をする」と言っているというお話をお母さんから聞いていましたので、それが現実に入学して、プロにドラフトされる投手との対戦やこの2年で明治、法政、立教に勝利をあげた実績は見事だと思います。残念ながら4年間で勝ち点はあげられませんでしたが、副キャプテンとして、扇の要として活躍されたことは一生忘れられない素晴らしい経験であり、周囲のみんなの誇りです。
K君は、東大野球部初の民放のアナウンサーに内定しているとのこと、来年以降スポーツニューースのキャスターで「東大の勝ち点何年ぶり」とか言って活躍していることでしょうね。福岡から家族みんなで応援しています。
(株式会社第一鑑定リサーチ 不動産鑑定士 吉田稔)