11月1日(日)に次男と二人で神宮球場へ早慶戦(東京六大学野球)を見に行ってきました。
  学生時代は一度も見に行くことがなかったのですが、長男が私の後輩となり、大学でも野球を続けたため(修猷館高校野球部OB)応援に行く機会ができ、早慶戦観戦は今回が3回目です。
  次男は来年が高校受験(本人は福大大濠野球部希望?)のため、一度見せておくには今回がラストチャンスと考え連れてきました。学生野球の聖地でレベルの高い野球を見せ、高い目的意識を持ってもらい、日々精進してくれればと願っています。

先発は早稲田大は福大大濠出身の大石君

  長男が大学一年生の時は、毎日朝7時から夕方6時までグランドにいて、その大半を先輩の練習を手伝うことが日課だったことを考えれば、二年生になると練習時間や自由時間が増え、ようやく大学生になれた気分でしょうか。進級しても続けているのでほっとしています。 
  早慶戦の見所は野球だけでなく、応援指導部やチアリーダー部の華のある応援、ブラスバンドの応援歌演奏がとてもすごいです。当日は地上波でテレビ中継がありますので、彼らもまた最高の舞台での発表の場でありとても輝いていました。息子も応援の凄さと、どうして大学野球なのにこんなに観客がいるのかびっくりしていました。

慶応の応援風景
早稲田の応援風景

   試合は慶応が7-4で勝利し、連勝で早稲田の優勝を阻み(2勝したら早稲田が優勝)、その結果明治大学が優勝しました。2位は慶応大学、3位法政大学。

閉会式と各大学の校旗

  大学野球を観戦していると、走るのが速く、肩が強いのが基本で、その上で正確な送球や打力が求められていることがよくわかります。
 もっと驚いたのは、翌日新人戦(早稲田対立教大学)を観戦したのですが、選手の声が大きく、常に声が出ていることです。それも半端ではありません。いかに競争が厳しく激しいのかを思い知らされました。彼らの出身校をみたら甲子園で有名な高校が大半でしたが、みなぎる闘志、勝ちたい、出たいと思う情熱や意気がひしひしと伝わってきました。
  次男にはかなり刺激になったと思いますが、私も大きなパワーを貰った観戦でした。ただ、慶応が連勝したばかりにリーグ戦は終了し、三田で野球部の納会があるとのことで、長男とは1分しかあえなかったのが残念でした。長男は無口で優しい感じですが、心の中で激しい闘志を燃やすタイプなので卒業までにベンチ入りしてくれることを願っています。
   また次男は高校・大学と高いレベルで野球が続けられるよう、日々頑張ってほしいです。 初めて神宮球場に来て、写真を撮ってあげようと言ったら、俺は野球をするためにいずれここに来るから撮らんでいいといきなり言ったので少しほっとしています。 最後に親ばかをお許し下さい。
 最終回には、早稲田の斎藤君がリリーフで出てきて一点とられましたが、息子は大喜びでした。

投手は早稲田の斎藤くん。打者は慶応の小野寺君(首位打者)