式年遷宮の年にあたる伊勢神宮へ参拝してきました。

 私は3月の最終週の土日、伊勢神宮にお詣りに行ってきました。今年は20年に1回の式年遷宮の年に当たります。

 伊勢神宮とは、伊勢の宇治の五十鈴(いすず) 川上にご鎮座の皇大神宮(こうたいじんぐう、内宮=ないくう)と、伊勢の山田の原にご鎮座の豊受大神宮(とようけだいじんぐう、外宮=げくう)及び別宮など125社神社の総称です。
 遷宮(せんぐう)とは、神社の正殿を造営・修理する際や、正殿を新たに建てた場合に、御神体を遷すことです。式年とは定められた年という意味で、伊勢神宮では20年に一度行われます。
 第1回の式年遷宮が内宮で行われたのは、持統天皇4年(690)のことです。それから1300年にわたって続けられ、昭和48年に第60回、平成5年には第61回が行われ、平成25年に第62回が行われます。神宮にとって永遠性を実現する大いなる営みであるそうです。(神宮司丁のホームページより)

 外宮は御祭神が豊受大御神を祭ってあり、衣食住をはじめすべての産業の守り神とし  てあがめられています。
 内宮は御祭神が天照大御神(あまてらすおおみかみ)を祭ってあり、皇室の御祖先の神で、日本人の総氏神とも言われています。

 伊勢神宮参詣を江戸時代は「おかげ参り」と呼んでいたそうです。伊勢神宮にお願い事をしてはならず、「伊勢の神々のおかげで無事に過ごしています」という感謝をするので、そう言われているそうです。足りないものを嘆くのではなく、今あるものに感謝するのだそうです。

 神宮は空気が澄み切っている感じで、心が洗われます。31日は奉納土俵入りのために2横綱4大関に遭遇しました。その後、あかふくを食べ、ぜんざいを食べました。  鳥羽の温泉とてもよかったです。伊勢神宮参拝は一生記憶に残る参拝旅行でした。一人で静かなところにいると、神宮の雰囲気が未だに感じられます。

以下 外宮、内宮の順に写真をご覧下さい。

外宮入り口付近
外宮への参道と外宮の森
外宮内の様子
外宮本殿前
内宮入り口
内宮本殿前にて
奉納相撲前に内宮内で横綱大関に遭遇
伊勢神宮外宮近くのすごく美味しかったフランス料理店の綺麗なお庭です